日本の妖怪・幽霊

永遠に着信する番号

とある番号から何度も着信が続き、出ることも拒否することもできないという都市伝説です。出ようとすると不気味な音声が聞こえ、無視すると再び通知が鳴り続けます。この番号に応答すると災厄が訪れると言われていますが、無視しても止まらない恐怖が描かれています。

永遠に着信する番号の特徴

知らない番号からの無限の着信

この都市伝説の始まりは、普段は見かけない「見知らぬ番号」から突然電話がかかってくるところからです。番号には不吉な「4」や「9」が多く含まれていたり、非常に奇妙な組み合わせの番号になっていることが多いです。最初は一度だけの着信ですが、応答しないで無視しても、何度も繰り返し同じ番号から着信が続きます。電話に出ても出なくても、着信は永遠に続くため、完全に無視するのは難しい状況に追い込まれます。

電話に出ると聞こえる不気味な音や囁き声

恐怖を感じながらも電話に出てしまうと、無音が続いた後に「不気味な囁き声」や「低い雑音」が聞こえる場合が多いです。中には、遠くから聞こえる悲鳴やうめき声、もしくは異常に速い話し方で何かを話している声が流れることもあります。何を話しているのかはっきりと聞き取れないため、強い不安感が広がります。

番号をブロックしても別の番号で着信が続く

着信が続くため、何度か着信拒否を設定しても、別の番号からかかってくるという現象も起こります。ブロックしても再び番号が変わり、同じように着信が入ってくるため、完全に逃れることが難しい状況です。番号が変わるたびにかかってくることで、視聴者は「逃げられない恐怖」に追い詰められていきます。

異常なメッセージが残されることがある

出ないでいると、留守番電話に不気味なメッセージが残される場合もあります。このメッセージは、無意味な音の連続だったり、聞き取れない謎の言葉が含まれていることが多いです。まれに、視聴者の名前や個人情報を含むメッセージが残されることもあり、まるでどこかで自分を見張っているかのような恐怖を与えます。

着信を完全に無視できないと呪われるという噂

この都市伝説には、永遠に着信する番号からの電話を完全に無視し続けると、電話の呪いが身の回りに及ぶという設定が含まれています。着信を無視していると身の回りで奇妙な現象が続く、または自分の身に不幸な出来事が立て続けに起こるなど、次第に追い詰められていきます。このため、完全に無視するのも怖く、応答しても解決しないという、逃げ場のない恐怖に包まれるのです。

「永遠に着信する番号」にまつわる怖い話

体験談 1:「深夜の不気味な番号」

大学生のAさんは、ある夜、深夜2時頃に見覚えのない番号から着信を受けました。不審に思いながらも好奇心から電話に出てしまいましたが、応答がないまま、静かに微かな囁き声だけが聞こえてきました。すぐに電話を切りましたが、その後も同じ番号からの着信が止まらなくなりました。

着信は次の日も、翌週も続き、昼夜問わず同じ番号から何度もかかってくるため、Aさんはとうとう番号をブロックしました。しかし、ブロックしても番号が微妙に変わりながら着信が続き、最終的にAさんは携帯を解約する羽目になったといいます。それ以来、深夜になると電話の着信音が幻聴のように聞こえ、恐怖に怯える日々が続いているそうです。

体験談 2:「奇妙な声が聞こえる電話」

会社員のBさんは、帰宅途中に知らない番号からの着信を受けました。気味が悪いと感じつつも、仕事の関係で必要な電話かもしれないと思い出てしまいましたが、相手からは何も話さず、代わりにかすかな泣き声のようなものが聞こえてきました。慌てて電話を切りましたが、同じ番号から何度もかかってくるようになりました。

翌日以降も着信は止まらず、さらにその電話を取るたびに泣き声が近づいてくるように感じたため、Bさんはついに着信拒否をしました。しかし、その後も別の番号で似たような電話が続き、家の固定電話にも同じ泣き声の着信が入るようになりました。恐怖に耐えられなくなり、最終的には引っ越しを決意しましたが、新しい家でも同じ泣き声の着信が続き、Bさんは精神的に追い詰められていったといいます。

体験談 3:「電話の向こうから見られている」

高校生のCさんは、夜中に知らない番号から何度も着信が来るため、嫌な予感を感じつつも電話に出てしまいました。すると電話の向こうで、誰かがかすかな笑い声を上げながら「見えているよ」と囁きました。驚いて電話を切りましたが、その後も同じ声が聞こえ続け、スマホの画面にはカメラが起動したような表示が出てきました。

怖くなり、スマホを再起動しても着信が止まらず、画面には「見ているよ」という文字が浮かび上がるようになりました。何度も着信拒否を試みましたが、次第にその番号がCさんの知り合いの番号に変わっていき、友人や家族からの着信まで恐怖に感じるようになり、最終的にはスマホを廃棄せざるを得なくなったそうです。

体験談 4:「番号を知られると取り憑かれる」

OLのDさんは、友人から「絶対に出てはいけない番号がある」と教えられ、その番号を見せられました。しかし、興味本位でその番号にかけてしまったことで、数日後から深夜に見覚えのない番号からの着信が続くようになりました。電話に出ると、相手はただ無言で、何かを見つめているような気配だけが伝わってきます。

最終的には、Dさんが電話に出るたびに謎の声が「教えてくれてありがとう」と囁くようになり、Dさんの知り合いも次々に同じ番号からの着信を受けるようになりました。それ以降、Dさんの周囲では不幸な出来事が続き、友人たちもその番号を見た瞬間に冷たくなったといいます。

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