見覚えのない自撮り写真
見覚えのない自撮り写真の特徴
突然保存される自撮り写真
この都市伝説の始まりは、スマホやデジタルカメラのアルバムを見たとき、見覚えのない「自撮り写真」が保存されていることに気づく場面です。写真は普段の生活の中で撮られたように見えるものの、本人には撮影した覚えがまったくありません。写真が撮られた時刻も、深夜や早朝など意識がない時間帯であることが多く、不気味さを感じさせます。
写真が少しずつ異常になっていく
何度か見覚えのない自撮り写真が保存されていることが続くと、その写真に異変が現れ始めます。例えば、最初は普通の自撮り写真だったものが、徐々に影が濃くなったり、顔がぼやけていたり、目が異様に暗く写っていたりするようになります。写真が少しずつ異常になっていくことで、何か不吉な存在が関わっているのではないかと感じるようになります。
自分ではない誰かの影や姿が映り込む
写真をよく見ると、自分以外の「誰かの影」や「人影」が写り込んでいることがあります。例えば、自撮り写真の背景に知らない人の顔がぼんやり映り込んでいたり、自分の肩越しに不気味な影が浮かんでいることがあるのです。この人影は徐々に鮮明になり、最終的にははっきりとした姿として現れることもあります。
カメラが勝手に作動する
見覚えのない自撮り写真が増え続けると、スマホのカメラ機能が勝手に作動することが増えてきます。たとえば、夜中にスマホが点灯してカメラが自動で起動し、撮影音が鳴るという現象が頻発するようになるのです。寝ている間に写真が撮られている場合もあり、誰が撮影しているのか、何が写っているのか分からない恐怖が募ります。
写真に写る自分が異常な表情をしている
最後に、写真の中の自分の表情が、自分の知らない「不気味な表情」になっていることがあります。たとえば、目が異常に開いていたり、口元が笑っていたり、普段の自分ではありえない表情を浮かべています。この表情はまるで「別の人格」が宿っているかのようであり、最終的にはその自撮り写真を見た者に不幸が訪れると言われています。
「見覚えのない自撮り写真」にまつわる怖い話
体験談 1:「寝ている間に撮られた写真」
大学生のAさんは、ある日、スマホの写真フォルダに見覚えのない自撮り写真があるのを見つけました。その写真には、Aさんが寝ている最中の姿が映っており、しかもカメラが顔のすぐ近くにあるような不自然な角度で撮影されていました。Aさんは一人暮らしをしており、寝ている間に自分で撮影することは不可能なため、不気味に感じました。
その後も寝ている間に似たような写真が増えていき、写真には次第に「もう一つの影」が現れるようになりました。やがて、その影はAさんのすぐ隣に立っているように見え、ある晩、写真の中でその影がAさんに手を伸ばしている姿が映っていたため、恐怖で部屋を引き払うことを決意しました。しかし、引っ越した後も新しい部屋で同じ写真が増え続け、Aさんは今も眠れない夜を過ごしているといいます。
体験談 2:「背後に映る見知らぬ顔」
社会人のBさんは、友人と飲み会の写真を確認しているときに、見覚えのない自撮り写真を発見しました。その写真には自分の顔が映っていましたが、背後に見知らぬ顔が半分だけこちらを覗き込んでいるのが見えました。Bさんには全く心当たりがなく、友人に聞いても誰もその写真を撮影した覚えがないとのことでした。
その後も、その見知らぬ顔がBさんの写真フォルダに何度も現れ、最終的にはスマホの画面にその顔が突然表示されることもありました。ある晩、寝ているときに背後から誰かに触られた感覚があり、振り返ると誰もいなかったのですが、スマホには「振り返らないで」というメッセージが表示されていたため、Bさんは恐怖に耐えかねてスマホを買い替えました。しかし、数日後に新しいスマホにも同じ見知らぬ顔の写真が現れ、Bさんは今も怯えています。
体験談 3:「無表情の自分が撮られた写真」
高校生のCさんは、友人と撮影した写真を確認していると、自分の知らないうちに撮られた無表情の自撮り写真を見つけました。その写真の自分は、どこか目に生気がなく、不自然に直立した姿でカメラを見つめていました。最初は友人のいたずらかと思いましたが、撮影した覚えのない写真が増え続け、すべてに無表情の自分が映っていることに気づきました。
さらに写真が増えるにつれ、背景が少しずつ変化していることに気づき、最終的には暗闇の中で自分がじっとこちらを見つめている写真が現れました。それ以降、Cさんは夜中に鏡で自分の顔を見るたびに、その「無表情の自分」がどこか近くにいるような感覚を覚えるようになり、次第に精神的に追い詰められていきました。
体験談 4:「写真に映り込む不気味な影」
OLのDさんは、スマホの写真フォルダを整理していたとき、見覚えのない自撮り写真を見つけました。その写真には、自分の顔が少し青白く映っており、さらに自分の肩越しに不気味な影が立っているのがわかりました。影の顔はぼんやりとしていましたが、じっとこちらを見つめているようで、Dさんは恐怖に駆られて写真を削除しました。
しかし、次の日も同じ写真がフォルダに戻ってきており、さらに影がDさんの肩に手を置く形で近づいているように見えました。削除しても削除しても写真が復活するため、最終的にスマホをリセットしましたが、その夜、鏡の中にその影が現れるようになり、Dさんは夜に鏡を見るのが怖くなったといいます。
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