100キロババア

100キロババア
「100キロババア」は、そのほか「ターボばあちゃん」や「ターボばばあ」とも呼ばれ、夜道や田舎の道で異常なスピードで人々を追いかけてくるという都市伝説です。時速100キロの速さで走り抜ける老婆が迫り、追いつかれると危険が訪れるとされています。1990年代にネットを通じて急速に広まりました。
100キロババアの特徴
異常なスピード
100キロババアの最大の特徴は「異常なスピード」です。人が全力で走っても追いつけないほどの速度で移動し、後ろから音もなく迫ってきます。このスピードの速さが恐怖を倍増させ、多くの目撃者は「逃げ切れない」と感じてしまいます。
特に、夜道や静かな通りで突然現れるため、避けられない恐怖として話題になります。
奇妙な笑い声
100キロババアは、追いかけながら「ケタケタ」と笑う奇妙な声を発することが多いとされています。この笑い声は、他に誰もいないはずの場所で急に響き渡ることがあり、その声を聞いただけでも恐怖に駆られるとされています。
夜中に人気のない道や公園で笑い声が聞こえたら、それは100キロババアが近づいているサインであるという噂もあります。
無言で追いかけてくることもある
一方で、笑い声を上げずに、ただ無言で追いかけてくる場合もあるとされています。無言のまま無表情で距離を縮めてくるため、目が合った瞬間、背筋が凍るような恐怖を感じるといわれます。
さらに、視線を逸らしても、次の瞬間には再び視界に入ってくることが多く、「決して逃げられない」という絶望感を感じる要因にもなっています。
追いかけられると不幸が起きる
100キロババアに追いかけられた後、不幸な出来事や事故に遭うという話もあります。例えば、家族が体調を崩したり、怪我をしたり、自分自身が交通事故に遭遇するなど、不運が続くことがあるとされ、「決して目を合わせてはいけない」と警告されることも多いです。
逃げ切る方法
100キロババアから逃げ切る方法としては、「振り返らずに走り続ける」「大きな音を立てて存在を知らせる」などの対策が語られています。また、無理に逃げようとせず、逆に立ち止まることで姿を消すこともあるといわれており、冷静に対応することが重要とされています。
100キロババアにまつわる体験談
夜道での遭遇
ある人が夜道を歩いていたところ、後ろから「ケタケタ」と笑う声が聞こえ、振り返ると100キロババアが猛スピードで追いかけてきたという話があります。その人は必死で逃げましたが、次の角を曲がるたびに100キロババアが目の前に現れるという現象が続き、最終的に公園のベンチに座って目を逸らした瞬間、姿が消えたとされています。
コンビニ帰りでの遭遇
深夜にコンビニからの帰り道で100キロババアに遭遇したという話もあります。その人は、無言で後をついてくる不気味な気配を感じ、振り返った瞬間、100キロババアの顔が間近に迫っていたそうです。恐怖のあまり逃げ帰りましたが、その翌日、家族が体調を崩すという不幸が続いたといいます。
無言の追跡
車で走行中に、ふとバックミラーを見たところ、100キロババアが猛スピードで車を追いかけてきていたという話もあります。必死でスピードを上げて逃げ切ったものの、その後もしばらく不運が続き、何かに取り憑かれているような気分が続いたという体験談もあります。
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