黒いタクシー
「黒いタクシー」の特徴と噂
黒塗りで窓が曇っているタクシー
黒いタクシーは外観が真っ黒で、特に窓が曇っていて中がよく見えないというのが特徴です。夜の街でひっそりと現れることが多く、車内の様子が外から分からないために、普通のタクシーとは違う異様な雰囲気を醸し出しています。
乗車すると異変が起きる
伝説によると、黒いタクシーに乗車すると車内に異様な寒気が漂ったり、運転手が無言で話しかけられない、目的地にたどり着けないといった怪奇現象が起こると言われています。目的地に着いたとしても、不気味な場所に降ろされることがあるとされています。
運転手が無表情または顔が見えない
黒いタクシーの運転手は無表情で、ほとんど話をしないか、顔が見えないような状況で運転しているとされます。また、運転手の顔が見えたとしても、無表情か、時には全く顔がないように感じるなど、通常では考えられないほど不気味な印象を受けるとされています。
目的地に行かないまま消えてしまう
黒いタクシーに乗っていると、目的地に近づく前に乗客が意識を失ってしまい、気づくと全く別の場所に置き去りにされている、またはタクシーごと消えてしまうという体験談もあります。この不思議な現象から、「このタクシーは異界へとつながっているのではないか」と考える人も少なくありません。
黒いタクシーの行き先は「霊的な場所」
乗客が気づくと墓地やトンネル、心霊スポットとされる場所に連れて行かれることが多いと言われており、タクシー自体が霊や幽霊を運ぶために出現しているのではないかと噂されています。このため、黒いタクシーに乗ると何か悪いことが起こると恐れられています。
「黒いタクシー」にまつわる怖い話
体験談 1:「真夜中の無言の運転手」
ある男性が深夜にタクシーを探していたところ、黒塗りのタクシーが近づいてきました。乗車すると運転手は無言で、道案内も聞かずに走り出しました。車内は異様な寒気に包まれ、しばらくすると彼は眠りに落ちてしまいました。目を覚ますと、辺りは人気のない山道で、黒いタクシーも運転手も跡形もなく消えていました。恐怖を感じた男性は、以降タクシーを夜に利用することを避けるようになったといいます。
体験談 2:「顔の見えない運転手」
別の女性が夜に乗車した黒いタクシーでは、運転手の顔がバックミラーに映っていなかったそうです。不審に思いながらもそのまま乗り続けましたが、話しかけても運転手は何も反応しませんでした。目的地に着いたかと思った瞬間、運転手が振り向き、無表情で彼女をじっと見つめたため、彼女は恐怖で逃げ出しました。その後、タクシーは音もなく姿を消したといいます。
体験談 3:「霊的な場所に連れて行かれた」
ある若者が飲み会の帰りに黒いタクシーに乗り込みましたが、気づくと人気のない墓地に降ろされていました。驚いて振り返るとタクシーは消えており、後日体調を崩したり、不運な出来事が続いたそうです。彼は「黒いタクシーに乗ったから祟られたのではないか」と話しています。
本サイトに掲載されているすべての内容の著作権は運営者に帰属しております。
本サイトの掲載内容(画像、文章等)の一部及び全てについて、無断で複製、転載、転用、改変等の二次利用を固く禁じます。 上記著作権の無断複製、転載、転用、改変等が判明した場合は、法的措置をとる場合がございます。