日本の妖怪・幽霊

カメラに写る異形

「カメラに写る異形」は、日本や世界中で語られる都市伝説のひとつで、普通に撮影した写真や動画に、意図せず恐ろしい姿や異形の存在が映り込んでしまう現象です。異形の姿は人間とはかけ離れた形をしており、顔が歪んでいたり、体の一部が異様に大きい、目が異常に光っているなどの特徴が見られることが多いです。この都市伝説は、スマートフォンのカメラや防犯カメラ、インスタントカメラなど、あらゆる撮影機器で目撃されるため、広く恐れられています。

「カメラに写る異形」の特徴と噂

写真や動画に映り込む異形の姿

この現象は、撮影中には異常を感じなかったにもかかわらず、後で見返したときに画面に異形の存在が映り込んでいるというものです。例えば、集合写真の隅や誰かの肩越しに異形の顔が浮かんでいたり、背景にありえない大きさの人影が立っていたりします。
異形の姿は人間の形を保っていることもあれば、完全に異質で目や口が通常とは異なる配置にある場合もあります。見てはいけないとされ、見つけてしまった人には不吉な出来事が起こると噂されています。

カメラにしか見えない存在

この異形の姿は、カメラを通してしか見ることができないとされ、肉眼でその場にいるときには気づくことができません。特にSNSやインターネットで拡散された写真において、見知らぬ人が異形の存在に気づくことも多く、「写真を確認する前に異形に気づけたら災いを避けられる」とも言われています。

異形が目を光らせてこちらを見ている

異形の特徴として、写真の中で目が異様に光っていることが多く、まるでカメラ越しにこちらをじっと見つめているかのように感じられるとされています。この視線が合ってしまうと、異形の存在に「気づかれてしまった」と考えられ、その後、体調不良や不幸が続くことが多いとされています。

心霊スポットや曰くつきの場所で発生しやすい

異形が写り込む現象は、特に心霊スポットや過去に事故があった場所で発生することが多いと言われています。廃墟や墓地、事故現場などで写真を撮ると、異形の姿が浮かび上がりやすく、これを目撃した者に悪影響を及ぼすことがあるとされています。興味本位で心霊スポットで撮影した写真に異形が写り込み、その後の不運を引き起こしたという話がネット上でも拡散されています。

異形に気づくと運命が変わる

カメラに写った異形に気づくと、本人やその周囲に不幸が訪れるとされています。異形に気づいてしまうと、夢の中にも異形が現れる、体調が急激に悪化する、あるいは写真を消してもその影響が消えないといわれています。そのため、異形が写った写真はできるだけ見ないようにするか、速やかに削除することが推奨されます。

「カメラに写る異形」にまつわる怖い話

体験談 1:「旅行先の写真」

ある家族が旅行先で撮影した集合写真を見返していると、遠くの木陰に異様に大きな顔がぼんやりと浮かんでいるのに気づきました。気味悪さを感じて写真を削除しましたが、その後、家族のうちの一人が原因不明の高熱で倒れ、入院することになったといいます。医師には原因がわからず、家族は異形の影響かもしれないと恐れています。

体験談 2:「友人の肩越しに見えた目」

ある学生が友人たちとの写真を見返していると、友人の肩越しに不気味な目がじっとこちらを見ているのに気づきました。その目は異常に光っており、すぐに削除したものの、数日後から不調に悩まされるようになり、夜に悪夢を見るようになったといいます。結局、神社でお祓いを受けるまでその不調は続いたとのことです。

体験談 3:「防犯カメラに映った影」

ある店の防犯カメラに、閉店後の誰もいないはずの店内に異形の影が映り込んでいました。店員がその映像を見返した際、影がカメラ越しにこちらを見ているかのように感じ、気味悪くなって映像を消去しました。その後、その店では奇妙な事故や不幸が続き、従業員たちの間で「異形が何かを訴えているのでは」と噂されるようになりました。

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