日本の妖怪・幽霊

血染めの指輪

「深夜の鏡に映る異形」は、日本の都市伝説の一つで、特定の時間に鏡を覗き込むと、自分の姿とは異なる不気味な存在が映るという話です。この異形は、見た人に強烈な恐怖感を与えるだけでなく、霊的な影響を及ぼし、不運や奇妙な出来事を引き起こすとされています。特に、夜中の2時から3時の間に鏡を見つめることは危険とされ、SNSやネット掲示板でもこの時間帯にまつわる話題がよく取り上げられています。

「深夜の鏡に映る異形」の特徴と噂

深夜にだけ現れる異形の姿

夜中、特に午前2時から3時の「丑三つ時」に鏡を覗くと、自分の顔が異形の姿に変わっているとされます。これは顔が歪んだり、目が異常に大きくなったり、口が裂けていたりと、見る人によって異なりますが、共通して人間離れした恐ろしい姿に見えるのが特徴です。

異形と目が合うと災いが起こる

鏡に映った異形と目が合うと、見た人に災いが訪れると言われています。例えば、体調を崩したり、怪我をしたり、不運が続くといった現象が起こるとされています。そのため、異形と目が合わないようにすることが勧められていますが、強い視線を感じて無意識に目を合わせてしまうこともあるといわれ、非常に危険とされています。

鏡の中の異形が「こちらを呼んでいる」

異形が鏡の中からこちらをじっと見つめるとき、「手招きしている」「囁き声が聞こえる」など、まるで鏡の中に引き込もうとしているような感覚を覚えることがあります。これに応じてしまうと、その人は鏡の中の異世界に引きずり込まれてしまい、二度と戻れなくなるという噂が広まっています。

翌日以降、異形の姿が頭から離れない

一度、鏡に映る異形を見てしまうと、その姿がしばらく頭から離れなくなり、日常生活にも影響が出るといいます。日中でもふと鏡に映る自分の顔が歪んで見えることがある、夜に異形が夢に出てくる、あるいは鏡の前を通るたびに冷たい視線を感じるなど、不気味な後遺症に悩まされる人が多いです。

決して話してはいけない存在

この異形について他人に話すと、話した相手にも同じ現象が訪れるとされ、誰にも伝えずに自分だけで抱えておくべきとされています。しかし、恐怖や不安から話してしまう人も多く、その結果、異形の噂が広まり続け、さらに多くの人がこの現象に巻き込まれるといわれています。

「深夜の鏡に映る異形」にまつわる怖い話

体験談 1:「異様な自分の顔」

ある大学生が試しに深夜の2時に鏡を覗いたところ、自分の顔が不気味に歪んで見えました。目は大きく、口が異常に裂けている姿に恐怖を感じ、すぐに鏡を覆ってしまいました。しかし、その日以来、鏡を見るたびに一瞬その異形の顔が浮かんで見えるようになり、最終的に鏡を処分せざるを得なかったといいます。

体験談 2:「手招きする異形」

ある女性が友人の家に泊まっていた際、ふと夜中に目を覚まし、洗面所の鏡を覗き込みました。すると、鏡の中の自分が不自然に笑いながら、こちらに向かって手招きしているのに気づきました。慌ててその場を離れましたが、以降その姿が夢に現れるようになり、不安から睡眠障害に陥ったため、霊媒師に相談してお祓いを受けることになったそうです。

体験談 3:「鏡の中に引きずり込まれそうになる感覚」

ある男性がインターネットの噂を信じて、深夜の鏡を覗き込んだところ、自分の顔が徐々に異形に変わっていき、まるで鏡の中に引きずり込まれるような感覚を覚えました。強烈な恐怖で目を逸らしましたが、それ以来、鏡を見るたびに無意識にその顔に引き寄せられそうになるため、怖くて鏡を見れなくなったと語っています。

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