日本の妖怪・幽霊

赤いピアス

「赤いピアス」は、日本の都市伝説の一つで、身につけた人に不幸や怪奇現象をもたらすという恐ろしいアイテムとして語られています。この赤いピアスは、普通のアクセサリーのように見えますが、実は霊的な力が宿っており、身につけた人に不運を呼び込むとされています。ピアスが赤く染まっている理由にはいくつかのバリエーションがあり、そのいずれも見た人に強い恐怖を与える内容です。

「赤いピアス」の特徴と噂

不明な由来や持ち主の悲劇

赤いピアスの起源にはさまざまな説があり、多くの噂では、そのピアスの元々の持ち主が不幸な死を遂げたため、霊的な力が宿っているとされています。ピアスが赤く染まっているのは、かつての持ち主の血が染み込んだものだとされることが多く、この不気味な背景が多くの人に恐怖を抱かせます。

身につけると次々と不幸が訪れる

赤いピアスを身につけた人は、不運に見舞われるといわれています。例えば、身内が体調を崩したり、自分自身が病気や事故に巻き込まれるなど、何かしらの災いが続くことが多いとされています。このため、赤いピアスを目にした人は「決して身につけてはいけない」と警告されています。

ピアスが徐々に重く感じられる

赤いピアスをつけていると、次第にピアスが重く感じられるという話があります。最初は普通の重さでも、日が経つにつれて耳にかかる負担が増し、最終的には耐えられないほどの重さになるといわれています。この現象は霊が憑依していることを示すものとされ、ピアスを外そうとしても外れなくなる場合もあると恐れられています。

夜中に不気味な囁き声が聞こえる

赤いピアスをつけて眠ると、夜中に誰かが耳元で囁く声が聞こえるという噂もあります。「返して」「ここにいるよ」といった不気味な言葉が聞こえることが多く、恐怖で目を覚ましても誰もいないため、再び眠ることができなくなるといわれています。これが何度も続き、最終的に精神的に疲弊する人もいるとされています。

ピアスが自然に赤く染まる

このピアスは、最初は普通の色だったにもかかわらず、身につけるうちに赤く染まっていくという話もあります。特に、事故や怪我が起こった際にピアスが徐々に赤みを増していき、血のような色になることから、周囲の人はこのピアスに不気味な力があると考えるようになります。

「赤いピアス」にまつわる怖い話

体験談 1:「友人から譲られたピアス」

ある女性が、友人から譲られた赤いピアスを気に入って身につけ始めました。しかし、その日から悪夢に悩まされ、家族が次々と体調を崩し始めました。ピアスを外そうと試みても、外すたびに重く感じられるようになり、最終的に恐怖を感じた彼女はピアスを捨てることに決めました。すると、不運も少しずつ収まったといいます。

体験談 2:「耳元で囁く声」

ある男性が古着屋で見つけた赤いピアスを購入し、気に入って身につけていました。夜中に「ここにいるよ」という囁き声が耳元で聞こえるようになり、目を覚ましても誰もいないため、恐怖で眠れなくなりました。最終的にピアスを捨てると、囁き声が聞こえなくなりましたが、ピアスを捨てた場所には不気味な赤い染みが残っていたといいます。

体験談 3:「赤く染まるピアス」

ある学生が親しい人からもらったピアスを愛用していましたが、ある日を境にピアスが赤く染まっていくのに気づきました。さらに、耳の周りに痣ができ始めたため不安になり、ピアスを調べてもらうと、そのピアスには原因不明の赤い染みが付着していました。恐怖でピアスを手放しましたが、その後も赤い染みが消えず、精神的に不安定になってしまったといいます。

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