日本の妖怪・幽霊

不気味な路地

「ある特定の路地」に入ると、気づかないうちに周囲の風景が変わり、同じ場所に戻れなくなるという都市伝説です。異次元に通じる「閉ざされた空間」で、道を戻ろうとしても迷い続けるとされます。夜間に路地に入ると危険だとされ、異世界に迷い込む恐怖を感じさせます。

不気味な路地の特徴と設定

見覚えのない路地が現れる

「不気味な路地」は、普段の通勤や通学路などで、いつもは存在しないはずの細い路地がふと現れることが特徴です。特に夜間や、誰もいない早朝に現れることが多く、誘われるように入ってしまうとされています。この路地は普段の風景に紛れているため、自然に入り込んでしまうことが多いです。

奥に進むほど風景が変わっていく

路地に入ると、最初は普段通りの建物や道が見えるのですが、奥に進むにつれて違和感が増していきます。たとえば、少しずつ建物の雰囲気が古びていったり、街灯が不自然に暗くなったり、霧が出て視界が曖昧になるなどの異常が現れます。

戻れなくなる

路地を進むと「振り返ると元の道に戻れない」という状況に陥るのが、この都市伝説の大きな恐怖要素です。振り返ると入り口が消えてしまったり、来た道が全く違う景色に変わってしまっているため、戻りたくても戻れない状況になります。奥に進めば進むほど出口が見つからなくなり、まるで「異次元に閉じ込められた」かのように感じられます。

不気味な気配や音がする

路地の中には、自分以外の気配や足音が聞こえてくることも多いとされます。周囲から視線を感じたり、遠くで誰かの声や囁き声が聞こえたりと、不気味な現象が次々と起こります。こうした「異次元に迷い込んだ感覚」が不安感をかき立て、早く脱出したい気持ちを煽ります。

脱出できても後に異常が起こる

運良く路地から脱出できた場合でも、不思議な後遺症が残ることがあるとされています。たとえば、家に帰ってからも路地の幻覚が見えたり、夜中に誰かに呼ばれる声が聞こえたり、夢の中で同じ路地に迷い込むなどの後遺症が起こることが多いです。

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