二度と戻れない公園
「二度と戻れない公園」の特徴と噂
ある条件を満たすと戻れなくなる
この都市伝説の公園では、特定の条件を満たすと元の世界に戻れなくなるとされています。その条件には様々な説があり、「夜中に公園の入り口を通る」「特定のブランコに座る」「ある時間に滑り台を滑る」といった行動が挙げられています。こうした条件を満たすと、気づかないうちに異次元へと引き込まれてしまうとされます。
景色が徐々に変化していく
公園内に入った途端、少しずつ周囲の風景や雰囲気が変わっていくことが特徴です。例えば、公園の木々や遊具の色がくすんで見えたり、遠くの建物が霧の中に消えていくような感覚を覚えるといいます。周囲の変化に気づいても、既に抜け出せない状態に入っているため、何度も同じ場所を歩いても出口に辿り着けなくなるといわれています。
不気味な気配や人影が見える
公園内に入った後、周囲に誰もいないはずなのに人の気配を感じたり、遠くに人影が見えることがあるとされています。しかしその人影に近づこうとしても、どんどん遠ざかり、追いつけないまま消えてしまうことが多いとされます。人影を追うとさらに深く異界に迷い込むとも言われているため、決して追ってはいけないと言われています。
耳鳴りや奇妙な音が聞こえる
公園内では、耳鳴りや小さな囁き声が聞こえることが多いとされています。これは異次元の公園に取り込まれた証拠ともいわれ、抜け出せなくなる予兆として現れることが多いです。また、公園の遊具が勝手に軋む音や足音が聞こえることもあり、異様な雰囲気が漂うと言われています。
脱出を試みると強い恐怖感に襲われる
公園から出ようとすると、何かに引き止められるような強い恐怖感に襲われ、足がすくんで動けなくなるといいます。この恐怖感は、「この場所から逃げることはできない」という不安をかき立て、無理に出口を探そうとすると公園内で霧や暗闇が広がり、さらに脱出が難しくなるとされます。
「二度と戻れない公園」にまつわる怖い話
体験談 1:「夜のブランコ」
ある学生が深夜に友人と二人で公園に入った際、特定のブランコに座ると元に戻れなくなるという噂を聞き、試してみようとしました。ブランコに座った途端、周囲の景色がぼやけ、振り返ると友人の姿も見えなくなりました。慌てて出口を探しましたが、いつまで経っても出口に辿り着けず、最終的に疲れ果ててブランコから降りると元に戻れましたが、友人とはその後会えなくなったといいます。
体験談 2:「見知らぬ公園に」
あるカップルが夜のドライブ中に道を間違え、見知らぬ公園に迷い込んでしまいました。少し散策しようとしたところ、周囲に奇妙な音が響き、景色が少しずつ変化していることに気づきました。恐怖を感じて車に戻ろうとしましたが、同じ道を歩いても駐車場に辿り着けず、最終的に一晩を公園内で過ごす羽目になりました。夜明けとともに景色が戻り、なんとか元の世界に戻れましたが、それ以来、公園には近づかないと誓ったそうです。
体験談 3:「深夜に響く笑い声」
ある男性が深夜に公園を散歩していると、誰もいないはずの公園内から子どもたちの笑い声が聞こえてきました。不思議に思って音のする方に向かうと、公園全体がうっすらと霧に包まれており、出口が見つからなくなってしまいました。音に誘われて彷徨ううちに、何度も同じ場所を通り過ぎる感覚に陥り、ようやく脱出した時には朝になっていたといいます。
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