無限ループのエレベーター
「無限ループのエレベーター」の特徴と噂
特定の階数を押すと始まるループ
この都市伝説によると、エレベーターのボタンを一定の順序で押すと、目的の階に行けなくなり、行きたくない階に行かされる、もしくは同じ階に戻ってしまうなどのループに陥るとされています。この順序にはいくつかのバリエーションがあり、特定の階数を組み合わせた操作が必要とされています。
ループ中に異常な現象が起きる
無限ループに陥ると、エレベーター内で奇妙な現象が起こることがあります。例えば、ボタンが勝手に光ったり、目的地に到着したかのような「チーン」という音が鳴るのにドアが開かない、あるいは外の様子が不気味に歪んで見えるといった現象が報告されています。中には、エレベーター内で誰かに見られているような気配を感じることもあるといいます。
決して開かないエレベーターのドア
ループ中は、エレベーターが到着したはずの階でもドアが開かない、もしくは開いても見知らぬ場所が見えるだけで、通常の建物内の景色ではない場合があるとされています。開かれたドアの先には霧が立ち込めている、暗い空間が広がっているなど、不気味な光景が見えるため、恐怖でエレベーター内に閉じ込められたような感覚に襲われます。
ある方法でしか脱出できない
このループから抜け出すためには、特定の操作を逆に行う、または別の階数のボタンを連続で押すなど、正確な手順が必要とされています。この操作を知らないと永遠にエレベーター内をさまようことになり、無限ループから抜け出すことができないという噂です。また、操作が完了してもエレベーターのドアが完全には開かない場合があり、外へ出ることが難しいとされています。
無限ループから脱出後も不幸が続く
もし無限ループから脱出できたとしても、後に不幸が続くと言われています。例えば、体調を崩したり、事故に遭う、または謎の夢にうなされるなど、エレベーター内での体験が現実に影響を及ぼすとされています。特に、ループ内で見た不気味な光景が夢に出るといったことが多いとされ、ループから抜け出せたとしても精神的に不安定になる人が多いとされています。
「無限ループのエレベーター」にまつわる怖い話
体験談 1:「深夜のオフィスビルで」
ある男性が深夜にオフィスビルのエレベーターに乗り、誤って特定の階数のボタンを連続で押してしまいました。その瞬間から、行きたくもない階に行かされ続け、エレベーターは目的地に到着しなくなりました。恐怖でパニックになりながらも、特定の順序でボタンを押し直すことでようやく脱出しましたが、その後も夜になるとエレベーター内で感じた不気味な視線が忘れられず、不安に悩まされたといいます。
体験談 2:「見知らぬ空間が広がるドアの先」
あるカップルが観光先のホテルでエレベーターに乗っていると、エレベーターのドアが開かなくなり、不気味な階を繰り返し行き来するだけの状況に陥りました。しばらくしてドアが開いたため外に出ようとしましたが、そこは霧がかかった真っ暗な廊下で、周囲には誰もいませんでした。急いでエレベーターに戻り、手探りでボタンを押して脱出することができましたが、それ以降はホテルのエレベーターを使用しなくなったといいます。
体験談 3:「エレベーターの鏡に映る何か」
ある女性がエレベーターで無限ループに陥り、何度も同じ階に戻る状況に焦りながら、エレベーターの鏡に映る自分の姿が次第に変化していることに気づきました。最初は自分と同じ姿でしたが、徐々に顔が無表情に変わり、最終的にはまるで見知らぬ誰かが立っているように見えたそうです。恐怖で目を閉じ、必死にボタンを押し続けた結果、脱出できましたが、以降エレベーターに乗るのが怖くなったと語っています。
本サイトに掲載されているすべての内容の著作権は運営者に帰属しております。
本サイトの掲載内容(画像、文章等)の一部及び全てについて、無断で複製、転載、転用、改変等の二次利用を固く禁じます。 上記著作権の無断複製、転載、転用、改変等が判明した場合は、法的措置をとる場合がございます。