動く仏像
「動く仏像」の特徴と噂
特定の時間に動く
動く仏像は、夜中の「丑三つ時」(午前2時から3時頃)や、人通りが少なくなる夕暮れなど、特定の時間に動くといわれています。深夜に仏像の周辺を訪れると、いつもと違う位置に仏像が移動していたり、向きが変わっているのに気づく人もいるとされ、その異様な現象が恐怖を呼びます。
表情が変わる
動く仏像の表情が、目撃した人の感情や状況に応じて変わるとも言われています。通常は穏やかな顔をしている仏像が、夜中になると悲しそうな顔や怒りの表情を見せることがあるとされ、視線が合った瞬間に表情が変わるため、強い恐怖感を覚える人が多いです。
位置や向きが変わっている
朝に寺院や神社を訪れると、前日と仏像の位置や向きが変わっているといった現象が報告されています。通常なら動かないはずの仏像がまるで夜中に動いたかのように移動していることで、見た人たちは「夜に仏像が動いているのではないか」と恐れを抱くようになります。
目撃すると不吉な出来事が起きる
動く仏像を目撃すると、その後不吉な出来事が起こるとされています。例えば、目撃した本人やその家族が病気にかかったり、事故に遭うといった不幸が続くことがあり、「決して動く仏像を見てはいけない」と警告されています。仏像に宿る霊的な力が災いを引き起こしているとも考えられています。
夜になると不気味な音が聞こえる
夜中に仏像の周辺で鐘や唸り声のような不気味な音が聞こえることがあり、その音に誘われるようにして仏像が動くのを目撃したという話もあります。この音を聞いた人は、つい仏像を見に行きたくなり、その結果動く瞬間を目撃してしまうことが多いとされ、音に反応しないようにするべきだと言われています。
「動く仏像」にまつわる怖い話
体験談 1:「夜中に目が合った仏像」
ある大学生が、心霊スポットとして有名なお寺を夜中に訪れました。友人と共に仏像の前で写真を撮ろうとした際、ふと仏像の顔がいつもと違う表情に見えたそうです。驚いてしばらく見つめていると、仏像が少しずつこちらを見つめるかのように動いたため、恐怖でその場を離れました。以後、その学生は夢に仏像が現れるようになり、精神的に不安定になったためお祓いを受けることになりました。
体験談 2:「朝になると動いている仏像」
ある住職が、毎朝寺院の仏像の位置がわずかに変わっていることに気づきました。最初は勘違いだと思っていましたが、連日続くため不審に思い、深夜に様子を見に行ったところ、仏像が一瞬動いたかのように見えました。驚きと恐怖で声を上げてしまい、以後は決して夜中に仏像を確認しに行かなくなったそうです。
体験談 3:「目撃後の不運」
ある観光客が、夜の寺院を訪れた際、仏像がゆっくりと動いているのを目撃しました。不思議に思い写真を撮影しようとしたところ、カメラが故障して撮影できなかったため、怖くなって寺院を後にしました。その後、その観光客は急に体調を崩し、旅行を中断して帰宅せざるを得なかったといいます。
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